友情結婚 に対する価値観も様々。「温かい家庭」という言葉から思い描く形とは。
タカの話し合い冊子に書かれていたこと
<どんな結婚生活をしたいのか>
温かく、何でも話し合える家庭が理想です。
そのために、感謝の気持ちを言葉にして伝えること、共通の趣味を楽しむことを大切にした
いです。
<結婚生活を守るために大切にしたいこと>
小さなことでもいいので共通の趣味を持ち週1回は一緒に楽しみたいです。
夫婦として生きていくために大切にしたいことを言葉にして、いつでも振り返ることのできる形で共有しておきたいです。
<結婚後の希望>
子供ができるまでは1日1回以上は食事は一緒にしたいです。1週間に1回程度は趣味などを一緒に楽しみたいです。
子供ができると時間が取りにくくなると思うが、短い時間でもいいので一緒に楽しめること
を見つけたいです。相手が好きなことをする時間も尊重したいです。
文章の形では、残念ながらあまり明確なものは残されていませんでした。(上記、冊子原文より一部抜粋)
しかし、「温かい家庭」が理想であるということはどうやら一致していたよう。
それなのに、日々の生活はどう贔屓目に見ても冷めきった夫婦関係。
我慢できずにタカと話し合いの場を何度も設け、またLINEを通しての意見交換も何度も行ってきました。
その中で受け取った内容は概ね以下のようなものでした。
・日常的に会話するのは理想の夫婦の形ではあると思っている
・話し相手としての配偶者は必要。日常の些細なことを話したいし、それが温かい家庭のイメージ。
・ただ、自分:タカが話したいことは1日5分とか10分で終わる。5分も話せば十分。
・あやをそこまで大切な存在だとは認識していない。し、恋愛感情が無いのでそう思うことは無理。
友情結婚でそこまで求められるとは思っていなかった。
お互いの価値観は異なっていたのか?
「温かい家庭」と一言で言ってもこんなにも違うものなのかと。。
1日に5分話せば、それは温かい家庭と言えるのか。
ここについては、「温かい家庭」という抽象的と言えば抽象的な言葉のみで価値観は一致していると良いほうに解釈し、具体的な擦り合わせを行わなかった私にも非はあると考えることにします😢
私にとっては、相手を大切にすることは恋愛感情とは全く関係なく(そもそも恋愛感情がわからないので何ともいえませんが😭)、それが当然と思っていました。
なんなら、友人でも職場の同僚であっても、比較的近い関係性を持つ相手を大切にしたいという思いは常に持っています。
これが、恋愛感情が無いから無理。と断言されてしまいどん底へ突き放された思いです。
事情が特殊すぎるために、誰に相談することもできず・・・。
タカにも親や兄弟が大事という感覚はあるよう。
親や兄弟が家族であると同じように、配偶者とはそれ以上に近しい「家族」であるということ。
家庭を持つことを選択した以上、少なくとも相手を大切にしようという努力はしてほしいというのが私の思いです。
ここについては、アロマンティックアセクシャルとゲイであるということ(=恋愛感情を持つ相手が他にいるかどうか)によっても捉え方の傾向は違うのかもしれないと思うところがあります。
Twitterにも思いを吐露したことがありますが、これについてはまたの機会に自分の気持ちに向き合いつつ記事を書いてみたいです。
価値観は様々。擦り合わせは具体的に!
「 友情結婚 」と一口に言うと、ドライな関係を想像する方のほうが多いのかもしれません。
それでも、友情結婚に対して私のような考えを持つ人も一定数いるはずです。
友情結婚界では、私の理想は重たすぎると感じる方も多いと推察しますが、同じような価値観を持つ方とマッチングできればよいこと。私にとっては譲りがたい部分での相違が発覚してしまったわけですが、婚活の段階できちんと確認できていれば、ここまで悩むことはなかったはずです。
友情結婚に興味を持たれている方には、今後のパートナー探しや価値観の擦り合わせにおいて、参考にしていただければ幸いです。
私のように、後々思い悩む方が一人でも減って欲しいです。
批判的意見もあるかもしれませんが、ご意見、ご感想など真摯に受け止めたいと思いますのでコメントいただければ嬉しいです。
もちろん、共感のコメントをいただけたら泣いて喜びます!!
とはいえ、現時点ではタカとの関係性における着地点を必死に探しています。
結婚生活において、このような困難は今後何度も立ちはだかってくるはず。諦めずに、タカと結婚してよかった、と思える日を見据えて、もう少し頑張ってみたいと思っています。
お互いが人生を最大限楽しむための最適解が「離婚」と結論付ける可能性もあるかもしれませんが、選択肢としては残しつつも、前に向かって進んでいきたいです。