【休職6ヶ月目】また活躍するために。我慢することがなにより大事。

いつも気にかけてくれる、うつ病経験者Aさんがランチに連れ出してくれた。

復帰を前に、Aさんの経験をもとに、会社側として準備しておくべきこと、自分の復帰のときに苦労したこと、いやだったことなどを仲裁して伝えておいてくれるとのこと。
今日聞いた内容を加味して、受け入れ態勢についても私の上司と話をしておいてくれると。

復職に際してそこまで気を配ってもらえるなんてありがたくて仕方がない。
みんなあなたの戻るのを待ってるんだよと言われ、泣きそうに嬉しくなる。

復帰したら、とにかく活躍してまた認めてもらいたいと思う気持がとても強いのだが。
セーブしないと、我慢しないとダメだと何度も言われる。
なかなかその方向に舵を切れないというか、大した役にも立てないという自分の存在を受け入れられないでいる。
でも、きっと冷静に考えたら傲慢で自分勝手な考えなのだろう。
一般論として、復帰後にアクセルをかけすぎたらだめというのは必ず言われることだし、私の性格からして50%でやれというのはどこに行っても言われること。
しばらくは、やりたい気持ちは我慢するのが私に求められる役割であり仕事なのだろう。

復帰に当たっては、周りのみんながどういう風に受け入れてくれるかわからないのが怖いという話をした。
私は今かなりの勉強もしたし経験した当事者であるのでわかるようになったことがたくさんあるが、今までの自分がいかにこの病気というものを知らなかったかと言うことを思い知っている。

たとえば周りで休職した人がいたとき。
彼らが戻ってくるという時、いまの私がしてほしいような受け入れ方を自分がしてあげられたかというと全くそんなことは無かったと思う。
どう接してよいかわからなかったのが現実。
自分の復職を考えたとき、周りはどうしていいかわからず困るというのが容易に想像できる。
だからこそ、怖いし、どんな顔をして会社に戻ればいいのかわからない。
休職期間がかなり長くなってしまったことも一因である。

休職初期の頃こそ、ちょっと休んで普通に戻るくらいの気持ちでいたけど、長く休みすぎたせいで仕事のことは完全に忘れてしまったし、自分になにができるのかもわからない。

会社のみんなは待ってくれているのかもしれないけれど、きっと大した情報も知ることなく受け入れることになるのだろうと思う。
そうしたら、どうしていいのかわからないのは当然。
復帰したら前と同じように仕事をするものと思っているはずだから、最初は何の役にもたたないであろう私を見てどう思うのか。
しばらくは残業制限などかかることはわかっていたとしても、自分だったら、その働き方を見てずるいと思うような気がする。
かつて自分が人に対して向けてきた無知の目と同じことだけれど、そんな目で見られるかと思うと辛い。
早く役に立ちたいと思っているからなおさら。

Aさんから言われたこと、話している中で達した考え、覚えておきたい事を羅列しておこう。