友情結婚における両家顔合わせの記録。準備してよかったものは。
少し話が急展開しますが、両家顔合わせのときの話を書きたいと思います。
前半は友情結婚に関係なく、一般的な顔合わせ準備の話になってしまいました。。
友情結婚における内容に関してのみ読みたい方は、 「当日までに準備したもの」あたりからお読みいただければと思います。
顔合わせ準備
お互いの両親にそれぞれが結婚の意思を伝え、いざ顔合わせの準備を開始!
といっても、顔合わせというイベントに対して持ち合わせている知識は「それぞれの両親を同じ場に招待して、結婚の承諾をいただく機会である」という程度です。
すべてはインターネット情報に頼るしかありません。
開催場所(地域)の検討
私の両親は割と近場、タカのご両親は地方に住んでいます。
男性側の両親が女性側に出向くのが一般的とのことでしたので、これに従いました。
(男性側が嫁をもらう側の立場だから、娘さんを「いただきに」出向くのが一般的、という風習から来ているとのことでしたので、少し抵抗はありつつも…。私自身、「もらわれる」という意識はあまりないのですが、両親世代からしたらそういうものなのでしょうし、その意識を持ったほうがよいのかも。。)
私の両親は、旅行がてらこちらから出向いても良いよと言っていたのですが、タカのご両親はこちらに来る選択肢しか最初から無いようで、スムーズに決まりました。
お店選び
日程確定から当日まで数週間しかなく、お店選びには思った以上に苦戦しました。
お店選びの条件としては、
・ランチの時間帯
・個室
・1人1皿形式でのコース料理(懐石風)の提供がある
・新幹線の駅からアクセスのよい場所
としました。
「顔合わせ 和食」などと検索してリサーチ開始。
和食に限ると、思いのほかランチ営業している(個室ありの)お店は少なく、選択肢はかなり狭まってしまいました。
状況の悪い時期は避けたものの、コロナ禍での開催だったこともあり臨時休業のお店が多かったこともあります。
いくつか絞ったうえで、片っ端から電話。
ネット予約だと実際の部屋の確保状況やお店の対応の良さなどが分かりづらいため、電話にしました。
これは非常に良かったと思っています。
ネット予約では空室ありの表示でも、実際にはちょうど良い個室は空いていなかったり、電話口の雰囲気がザワザワしていて落ち着かない印象だったり…。
よさそうなお店は大抵個室が埋まってしまっており、最終的には駅から近いという条件を諦めました。
お店までは、タクシーを利用することに。
結果、人の多い場所を移動する必要がなくよかったです。
タクシー代はかかるものの、お店の価格帯としても繁華街よりリーズナブルになるためトータルでは殆ど変わらないかと思います。
ですが、これから準備される方々には顔合わせの準備は早めに進められることをお勧めします。
(何事も準備は早めが吉!当然ですが・・・)
ネットで確認して空きありだからと余裕をこいていると痛い目を見ます😂
メニュー選び
私たちが選んだお店では、コース料理の価格帯が3000~15000円程度と非常に幅広く用意されていました。
それなりにフォーマルな席にふさわしい内容にするべく、予算はひとりあたり~8000円程度と考えていましたが、決めたコースは4000円のものでした😅
当日は話すことで忙しいだろうし、あまり量が多くても食べないだろうと。
そして、両親含め皆緊張しているだろうし、高級食材を入れたとしても楽しんでいる余裕はないのでは、と。笑
飲み放題もつけませんでしたが、結果、大正解💥
食べきれないくらい十分に品数も多く、飲み物も1人2杯程度しか頼まなかったので、一人6000円以下で収まりました。
やはり当日は話しているとなかなか食べ進める時間がなく、テーブルにお皿が置ききれなくなるほどでした😅
当日までに準備したもの
SNSでも準備事項についていろいろと調査した結果、「顔合わせのしおり」なるものをつくるカップルが多いことを知りました。
私もタカも、そして両家の両親も、あまり口数の多いほうではありません。
顔合わせ中に沈黙になることを心配していたので、少しでも話のネタになればと準備することにしました。
作るからには中途半端なクオリティにはしたくないし、結構手間がかかるのでは・・・と思いましたが、テンプレートを使用することで簡単におしゃれな作品が出来上がりました✨
私たちが使ったのはこちら:ARCH DAYSさんのサイトからテンプレートをお借りしました。
実際のしおりはこんな感じに・・・😳
リボンと画用紙は100均で購入して自作!
紙選びに悩んだのですが、インクジェット紙だとつるつるでかわいくないし、なにより(近くのお店では)100枚入りとかでしか売っていない。
たまたま見つけた画用紙で試してみたところ、いい具合にナチュラル感が出て、印刷も透けずとても良かったです。
私たちは家庭用のプリンターを持っていたので自作できましたが、コンビニなどでは紙の持ち込みは許可されないところが多いようなので難しいかもしれません😭
出会ってから婚約まであっという間お互いビビっと来た!というようなラブラブエピソードも全く無くどうしようと思っていたのですが・・・🙄
唯一行った旅行や、プロポーズ当日、新居の写真などをコラージュすると、だいぶそれらしくなりました(笑)
当日も話のネタとしてしっかりといい仕事をしてくれましたし、一緒に作業をすることで仲も深まりますし、家族紹介ページを作ることでお互いの両親に関する基本情報も無理なくインプットすることができました。
やってよかったと思っています!
顔合わせ当日
お互いの両親へはそれぞれ一度ずつ訪問して挨拶を済ませていたので、その際にある程度の質問は受けていましたし、出会いの経緯や基本情報は伝えてありました。
初回の挨拶の話を飛ばしてしまいましたので、別の記事で紹介したいと思っています!
両親へは一般的な結婚相談所を通しての(恋愛?)結婚ということにしてありますし、結婚の決め手や好きなところなどもなんとなくはぐらかしていた状態。
普段の生活、コミュニケーション量、遊びに行く頻度、など突っ込んで聞かれたらどうしよう・・・と心配していましたが、そのあたりのことはあまり触れられずに終わったため事なきをえました。
出会いの経緯=結婚相談所についても、詳しく聞かれてお互いが取り繕って違うことを喋りボロが出るといけないので、一般的な相談所のひとつを選び、ここを利用したことにしよう、とまで準備していました。プランやシステム、料金体系などを調べてみたりなど・・・笑
やはり両家の両親とも緊張していたように見受けられ、相手方の家族と良い関係を築いていきたいと考えている様子が見て取れました。特段踏み込んだ会話や質問はしていなかったように思います。親の目線から見た息子娘の幼少期の過ごし方や性格、それぞれの地域の紹介、仕事の話など。
事前に両親と結婚について話すときには(私の場合は)普段の関係性や過ごし方、相手の魅力などを毎回根掘り葉掘り聞かれるため、いろいろなことを取り繕うのに必死だったのですが。関係性に関する質疑応答の想定は、この会においては無用な心配に終わりました。
(それでも、想像を働かせておいて損は無かったと思います。というのも、これから職場関係者、友人などへ紹介するにあたり、必ず聞かれる質問となるから…。)
そんなこんなしているうちにお開きの時間となり、「これからどうぞよろしくお願いします」という当たり障りない挨拶にてこの日のイベントは終了しました。
まずは、第一関門のイベントを無事に終えることができました。
と同時に、もう簡単には後戻りできない・・・という思いにも苛まれ始めました。
というのも、入籍予定日まで残り1ヶ月。
彼に対する不安要素も見えてきて、私はマリッジブルーになりかけていました。
この後、私のマリッジブルーはどんどん加速していくのですが、その話はまた別で書きたいと思います。
追記。
当事者の間ではあまり問題になりませんが、やはり世間から期待されている姿と自分たちの現実とのギャップに悩まされることは多いです。
私の場合、とくに「普通でありたい」という思いが強いようで、実態と周囲からの期待値とのギャップに押しつぶされ、こんな(薄い)関係性の相手と結婚してよいのかという不安は日に日に多くなっていきました・・・
→関連記事 “パートナーの周囲への紹介(友情結婚の馴れ初め)方法。自動的に恋愛結婚を想定されるジレンマ"