【休職5ヶ月目】下降の波に気が付けるようになったことは、きっと進歩。
産業医面談の日。
本当は、今日から自信をもって復帰準備段階に進めたい相談をする予定でいたのだが、先日の通院で主治医から保留を進められたこともあり迷いが生じてしまった。
そして、2日ほど前から若干メンタルの不安定さが滲む。
ちょっとしたことで悲しくなったり、涙ぐんでしまったり。少し悪化傾向にある気もして…。
復職段階へ進める相談をしたいとの事前報告を入れていたこともあり、それでいて撤回するのも恥ずかしいなと。 そんなことを言っていても仕方ないのだが。
いつも通りのことを聞かれる。
落ち込み、食欲、眠れているか、集中力はどうか。
落ち込みについてはほぼ毎日あると答えた。答えてしまってからハッと思ったが、正直に伝えておいたほうがいいのだろう。
その他は一応すべて問題ないということで返事はしたが、本当か?と考えてしまう自分はいる。
とくに、集中力。
何かをしている時に、ほかのことが半分頭に浮かんでいて気が付いたら頭に入っていないことはざらにあるかもしれない。
仕事のように集中するものの場合は大丈夫なのだろうが…。
前は楽しかったことを楽しいと思えているか。
これについては、最近本当にわからない。
大丈夫とは思うがわからなくなってきてしまっていると、正直に答えた。
段階移行については、どうしますか?と聞かれ、そこで強くお願いしますと言えない自分がいた。
主治医にもストップをかけられたことが引っかかっているのだと思う。
やればできてしまうと思うのだが…と。
主治医から言われたこと、薬を増やしたことを伝えると、薬を始めたばかりの時期は不安定だし少し待ったほうがいいかも、と。
先に進めないことで落ち込んでしまっている部分もあり、段階を進めること、復職に近づくことで前向きになれるかもしれないと思う部分もあるのだが、上手く伝えることができなかった。
それ以上に、段階を進めますか、どうしますかという問いに対して。
このまま先に進めたら、きっと自分のことだからやることはやってしまい、ストレートに復帰に向かうことはできるだろう。
それを考えたときに、ちょっと怖いと感じた自分がいた。だから、強気で次に進む決断ができなかったのだと思う。 今まで、あんなに早く戻りたいと思っていたのに。
ここで怖さを感じてしまうというのは…これが自分の本心なのだろうか。
これについては、少しゆっくり考えてみてもいいのかもしれない。
次回にはきっと安定して次に進めるようになっていると思うので、万全な状態になっていれば、スムーズに復帰まで持っていけると思いますよ、とのコメント。
復帰準備段階は関係者への報告義務があるので、一回進んでから調子を崩してできなくなったりするとショックを受けるので慎重になったほうがよいと。
では、一回スキップしましょう。ということで終了。
面談を終えてから、しばらくドキドキが止まらなかった。
ああ、また先に進めなかったな。
これでよかったのだろうか、と。
帰り道も、ずっとそんなことを考え続けてしまったが、決まったことは仕方がない。次は来月なのだから。
夜。久しぶりに孤独感、悲しみ、無力感、諸々。
いろんなネガティブな感情に飲み込まれて、動悸が激しくかなり辛かった。
喉の詰まり感も強く感じられる。
ここ最近はかなり調子がよかったのに。
抗うつ薬を増量した影響なのか、たまたまそういう波にあたっているのか。
最初に抗うつ薬を再開した後の数日間もかなり落ち込みが激しく来たのでそのせいかもしれないし、面談などその他の心の持ちようかもしれない。
抗うつ薬の副作用で落ち込みというのはあまり聞かないので、別の要因が大きいのかもしれないなとは思う。
こういう時は、ひたすらに寂しくなって誰かに連絡したいと思うのだけれど、いざ連絡をくれるとちょっとした言葉の使い方などによって過剰にいろいろなことを考えてしまう気がする。
やりとりはしたいのだが、それにより逆にダメージをくらってしまうこともある。
どう対処するのが一番いいのか、これはまだ模索の必要がありそうだ。
また少し、下降の波に入った気がしている。 これに気が付けるようになっただけでも進歩なのかもしれないが、辛いことには変わりない。
これからまたしばらくあの辛い時期が来るかと思うと怖くて仕方がない。
でも、この波があり、結構な勢いで落ちることがあるという時点で、まだ準備はできていないということなのだろうか。
だとしたら、準備ができるのはいつになるのだろう…。怖い。