【休職5ヶ月目】初めて、会社に行けなくなったあの日から1年。

どうしても、1年前のことを考えてしまう日。
ちょうど1年前、初めて、会社に行けなくなった。

1年たった今、またも同じように家で過ごしている事実にとてつもなく悲しくなる。
この1年、何も前に進んでいない気がして。
むしろ、仕事をしていない今のほうが、自分が情けない存在に感じてしまう。

会社に行けなくなったあの日、独り暗い部屋の椅子に座ってぼーっと考えていたこと、その時の心境。
はっきりと思い出すことができて、胸を掴まれる。

苦しい。

悲しい。

あのとき感じていた気持ちは、とんでもなく辛いものだった。
もう終わりだ、どうしよう。

何も光が見えなくて、強い動悸と、涙で何もすることができなかった。
食欲もなく、ただただ座っていた。
アマプラで海外ドラマを少し見ていた記憶があるが、辛くなってあまり見られなかった気がする。

周りの人たちにとっては、特別なことなど何もない、ただ普通の1週間だろう。
だけど、私にとってはものすごく衝撃的な1週間。
会社に行けなくなり、さらには3日ぶりに会社に行けたその日に上司から感情的な叱責。
忘れられない日付になってしまった。
いつか、またなんでもない日常の1週間に戻るときは来るだろうか。


たまらなくなって、いつも気にかけてくれる大先輩、Aさんにメール。
電話してくれて、今度こそ号泣してしまった。
だけど、別に隠す必要もないことかなと。

前に進んでいないなんてことは絶対にないよと。
一番ひどかった時に比べて、落ちる度合いは減っているんじゃない?
だとしたら、それは確実に良くなっていることだから心配する必要ないよ。

Aさんも、自身の経験を話してくれた。
涙を流していた時もあったとか。
社会と断絶している気がしてしまって寂しい気持ちはものすごくよくわかるよ、とか。
自分は復帰したいと思っているのになかなか戻れなくてやりきれない気持ち、悔しくて寂しい気持ちになったとか。
未だに辛くなってくることもあるけれど。
だんだん整理がついて、落ち込む度合いは減ってきていること、とか。

寂しくなってるんじゃない?と言われて。 もう、その通り。さみしいです、と。
答えて涙があふれてしまう。

復帰は確実に近くまで来ているし、ずっと先にあるものじゃないから安心して、と言ってもらえて嬉しかった。 人と喋りたい、寂しいということはよくなってきているから、またお話ししよう、と。
その心遣いが本当にうれしい。

やっぱり、待っている側は連絡してもいいものなのか、しないほうがいいのかかなり迷うのだそう。
だから、連絡をしてくれるのはいつでもいいからね。と。

サポーターはたくさんいるんだからね。

ああ、こんなにボロボロ泣いて、弱気なところばかり見せて、情けないなあ…。

だけど、それができる相手がいるというのも幸せなことだよなあ。