【休職4.5ヶ月目】気持ちの波が上向いたことを自覚。できないことではなく、できたことに目を向ける。

先週の落ち込み状態から比較するとだいぶ楽になってきた気がする。
常に悲しみに引き込まれているような状況ではなくなり、できていることにも目を向けられるようになってきた。

これが抗うつ薬のおかげなのか、ただ単に気持ちの波が少し上向いただけなのかはわからない。
これが回復期の波というものなのかもしれない。

それにしても、この落ち込みはしんどい。
少し回復してきたので冷静に振り返ることができるが…どこか闇の底に常に引っ張られている、いや既に引きずりこまれているような感覚。
這い上がれる術がどこにも見当たらなくて、いつまでもそこに閉じ込められているような。

そういうどん底のとき、孤独感が異常に強くて誰かに助けて欲しい、救い上げて欲しいと願うのだけれど。
いざ誰かに助けを求めようとすると、 「連絡することは迷惑になるんじゃないか」 「面倒だと思われて嫌われたらどうしよう」 「今は心配してくれているかもしれないけど、この人たちにも見放されたら終わりだ」 という思いに囚われ、だれかに連絡することも怖くてできなくなってしまう。
そうなると、暗い闇の底で暗い気持ちに引っ張られたまま、そんなことをぐるぐる考えているうちに時間が過ぎていく。

何かをしていても、どこかに出かけていても。
暗い考えが頭を離れないから楽しくないし、なんとなく上の空。

そして「今日も何もできなかった」と思ってまた落ち込む、の繰り返し。

仕事もせずに3ヶ月以上経過、毎日を好きなように生活して、体調がよくなったともあまり思えず、何をしていたんだろうと思わされる。


だけど、冷静に考えれば、そこまで何もしていない日々ばかりでもないような気もしてくる。

できないことばかりに目を向けがちだけど、やってきたことも色々ある。
できたことにも、少しは目を向けてあげてもいいんじゃないか。



仕事をしていた時のことを思い返そう。
(今日は特に調子がいいだけかもしれないが)そのころに比べれば、
・朝起きた瞬間から緊張して身体が硬直しているような状態ではなくなった。
・眠れるようになった。朝の布団が気持ちいいと思える。
・動悸が収まっている瞬間も多い。

これだけでもだいぶ違うのではないか。

休職していなかったら未だに治っていないかもしれない。
もっと悪化させて、動けなくなっていたかもしれない。
思い返せば、休職して最初の数週間は本当にずっと家でゴロゴロして寝ていたのではなかったか?
どうしても元気だったころの自分と比べてしまって気落ちするけど、一番ひどかった時と比べたら、ちゃんとよくなっているじゃないか?



ある程度気力があって動けてしまうからこそ、職場の人たちに申し訳ない気持ちになる。
だけど、私がどういう風に過ごしているかなんて皆知る由もない。
中途半端に活動できていることが後ろめたさを助長させるけど、辛いことには変わりない。

休職療養は、大事なこと、必要なことだった。

戻ったとき、みんなから喜んで受け入れてもらえることを想像しよう。
みんな、きっと快く迎えてくれるはず。

そういう風に想像するようにしよう。

その先のキャリアとか、バリバリ活躍できるかどうかなんて、まだ考えなくてもいいじゃない?