【休職3.5ヶ月目】転院して好転するかと思いきや、またも不安に打ちのめされる日々。復職に向けて思うこと。

気づけば10月も後半。
この前、10月に入ったと思ったばかりだったのに。
ここ半月〜1ヶ月は、病院のことなどで頭と心が埋め尽くされていているうちに過ぎてしまった気がする。

急に診断と治療方針が変わり、早く復帰したいとは思っていたはずなのに、急に復帰が目の前に迫ってきたことで不安になってしまった部分もあるような気がする。

今週あたりから、出社を考えての生活リズム作りを始めようかと思っていたのだが、初日から布団の誘惑に負けて挫折。
しかしゆっくり考えれば、ようやく睡眠がまともに取れるようになって1週間足らず。
先週は謎の体調不良(断薬/離脱症状?)にも悩まされていたし、まだ万全の体調が続いているとはいえない。
自分でも、万全の体調ですと自信を持って言うことはできない気もする。

いずれにせよ既に休職に入ってしまっている状態。
一度休職してしまったのなら、数週間〜1,2ヶ月くらい期間が伸びたところで周りからしたらきっと何も変わらないのだろう。
早く戻らなきゃと思ってるのは自分だけ。
まだ戻ってこないな〜なんて、ことあるごとに思っている人はいないだろう。。
そんなことを考えるとまた寂しくなってしまったりするのだが。



復職後に対する不安は、組織や上長に対して安心感をもてないまま(仕事から離れている以上、不安を払拭できる機会がない)でいることと、一度休職した人だという記録(記憶)を残してしまったこと。

一度休職に陥ってしまったという事実。
こればかりは自分だけでなく皆の記憶に残るものであり、拭うことは難しい。
自分では完全に回復したという状態が来たとしても、「また折れるかもしれないリスクを抱えた人材」という見方はマイナス面で作用することが多いのではないか?

”宇宙兄弟”に出てくるセリフがとても力になる。
「組織が正当な評価を避けるなら、その程度の組織だと言うこと。本当に能力があるのなら、そこに縋り続ける必要はない。」


再発リスクが高い病気であるのは研究上の事実であるし、本当に完全回復と自信を取り戻せた状態に戻れるかどうかなんてまだわからない。
こればかりは事実であり仕方がない。
ゆっくりと療養させてくれるシステム、そして待ってくれていた、支えてくれていた人たちのことを考えると、復帰してからきちんと働いて少しでも組織(や周りの皆さん)に貢献できることをしたい。

だけど、病歴があるというマイナスの刷り込みから適切な評価をしてもらえないこと、やりがいのない、不本意な仕事(職種、業務内容)しかさせてもらえない状況がもしあるとするならば、離れることもまた一考なのかと。
元気になってきちんと貢献できるかもわからない現段階でこんなことを考えるのも傲慢な気もするけど。
これからもずっと、救われる方が多いかもしれないのに…。



今回の経験をもって言えることは、経験したからこそ強くなることもあるのではないかということ。
うつは再発リスクが高いというけれども、事前に回避する見方を知ることができたとも言える。
この経験がなければ、おそらく(今後しばらくの間は)知り得なかったと…。

研修などで知識として勉強しただけではきちんと自分のものにし切れなかっただろうとも思う。
休職の前中後、かけてもらえて嬉しかった言葉や対応、相手に悪気は無いのがわかっていても、実はつらく感じてしまうことなどもわかった。
もちろん人によって受け止め方は違うだろうし、知っているからと入って、人に対していつも適切な対応ができるかというと自信はない。
それくらい、行動や言葉は繊細なもの。

さらに、ストレス過多になると正常な判断ができなくなる、そして自分ではそれに気づけない。こるは本当に怖いことだと思った。

どんどんおかしな方向に思考が偏っていく。
一面的なものの見方になってしまうような。

元気や余裕がない時ほど、信頼できる人の声を聞く。
これは大事にしたい。

信頼できる人というのが鍵。

ここ1週間は、ある程度眠れるようになり、離脱症状?もおそらく心配なくなったと思われ、その意味での安心感は持ててきた。

気になることは、
・夜中および朝起きた時に動悸?(強い鼓動)を感じること。
→食いしばりはかなり無くなったor軽減したが、まだ交感神経が強めだろうか。
前に比べれば圧倒的にきちんと休めている感があるが、1日9時間くらいは寝ている。
仕事復帰を考えた時に、毎日この時間眠るのは非現実的なので…睡眠欲を押さえつけての出勤模擬リハビリをして、体調維持を確認する必要はありそう。

・ふとした瞬間に、不安感?心臓を掴まれるような感覚があること。
プレゼン前の緊張のような。
→毎日好きなことばかりして、仕事もせず自由な生活をして、自分は何をしているんだろう。という思い?
落ち込むのとはまた違う。

結局のところ、未だに休職や自分の状態(休む必要性)を受け止められていないのだろうか…。
読書や勉強など集中しているときは大丈夫だが、外を歩いている時、食事している時など、思考が自由な時に起こりがち。
ネガティブ思考がパッと浮かんできてしまう傾向から抜け出せていない?

抗うつ薬をやめたことによるものなのか、急に復帰が現実的になったことによる焦り(大丈夫か?という不安)か。
変化点としてはそのどちらかのような気がするが、明確にはわからない。

3ヶ月で復帰するつもりでいた。だけど、そんな時間はとうに過ぎてしまっている。
それは、休職の話が出た際に医師から言われた「最低でも3ヶ月」という言葉が無意識に引っかかっているのだと思う。
休みを決めるときは3ヶ月でも長いと思ったし、3ヶ月もあれば余裕で復帰できると思っていた。
その自分の見立て通りに進められないもどかしさと、悔しさが入り混じっている。



急ぐ必要も焦る必要もないと周りは言うけれど。
やっぱり、時間が経てば経つほど自分への信頼は見えないところで失われていくのではないか、リスクの高い人物とみなされる度合いは蓄積していくのではないかと考えてしまう。
3ヶ月での復帰と、6ヶ月、12ヶ月では、どうしても印象は違うのではないかなと。
休職期間が長かったからといって今後の評価にどう影響するかなんて、いくら考えたところでわからないし、考えても仕方ない。
だけど、期間でなんら影響は無いと言われても、前例がない以上、安心することができない。
休職において(似たような)前例が社内にあるというのは良いこととも思えないが…、やはり、何事にもロールモデルがいるだけで安心するところはある気がする。



復職できたとしても、おそらくそこからがまたつらいだろう。 思うようにいかない自分の体調にはきっとショックを受けることになるだろうし、メンタルが弱い人というレッテルを持って見てくるひとも必ずいると思う。
しばらくは仕事量も制限がかかるだろうし(ブレーキをかけてくれることはありがたいと思わなければならないのだろうが)、なにより失ってしまった自信を取り戻していけるかわからない。
再発の不安は簡単に取り払うことはできないし、大丈夫と言う自信を持てるまでに、数年単位の時間がかかるだろう。。

長い戦いだ。
なんて、復帰の目途も経っていないときに考えることでも無いよね。


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